みちのく建物探訪

いわき市 スパリゾートハワイアンズ 大空間支える炭鉱魂 /福島

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ウォーターパークのドーム内に立つ坂本征夫さん。屋根を支える柱(左奥)も設置した=いわき市のスパリゾートハワイアンズで
ウォーターパークのドーム内に立つ坂本征夫さん。屋根を支える柱(左奥)も設置した=いわき市のスパリゾートハワイアンズで

 フラガールで知られるいわき市の温泉リゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」。建っている丘は明治以来の炭鉱で、石炭が「黒いダイヤ」と呼ばれた時代には従業員用の長屋や映画館もあった場所という。石油への転換が進み炭鉱が閉山の危機を迎えた時、従業員の娘たちがフラダンスを習い、集客の目玉として雇用を守った誕生物語は映画にもなった。

 レジャー業界に無縁の素人集団が炭鉱で培った「一山一家(いちざんいっか)」の精神で力を合わせ、「東北のハワイ」を作り上げたのは半世紀前の1966年。その後も時代の変化に対応し人気を維持、入場者は累計6300万人を超えた。その屋台骨をフラガールとともに支え続けるのが、かまぼこ形の屋根が際立つ「ウォーターパーク」の大型ドームだ。

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