島津荘

政所跡? 都城市、郡元西原遺跡で「大溝」発見 /宮崎

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具体像に迫る手がかりに レーダー探査などで実存確証を

 都城市は9日、国内最大とされる平安期の荘園「島津荘(しまづのしょう)」を管理する家政機関「政所(まんどころ)」の館跡の可能性がある関連遺跡・大溝(おおみぞ)を同市郡元町の郡元西原遺跡で発見したと発表した。

 見つかったのは、館の敷地を堀のように四方を囲むと予想される11〜12世紀の大溝角部で、幅3・5メートル、深さ1・5メートル。研究者は、島津荘の政所の具体像に迫る貴重な発見としている。

 市道改良事業に伴う発掘調査で8月に発見された。島津荘は、平安後期に大宰府の官人だった平季基(すえもと)が日向国・島津院(現・都城市)を中心に水田を開墾。同荘園は大隅国と薩摩国(現・鹿児島県)にまでまたがり、3国で最盛期には8000ヘクタール超に及んだとされる。

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