ストーリーテリング

想像力養う

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 語り手が昔話などの物語を暗記し、本を見ないで子どもに語る「ストーリーテリング」が教育現場などでじわじわと広がっている。子どもの想像力や聞く力が養われるという。

 神奈川県茅ケ崎市立浜須賀小学校(栗原幸正校長)で、語りのボランティアをする武藤希代子さんは、3年生の児童一人一人の目をじっと見て、昔話「わらしべ長者」を語った。あくびをしたり、隣の子とふざけ合ったりしていた子どもも、語りが始まるとスッと物語の世界に入っていった。

 ボランティアで小学校や病院などで活動をしている武藤さんは「語ることは何も用意しなくても誰でもできる。生の声の方が子どもたちを言葉で包みこめるし、アイコンタクトをとれる。想像することが、聞く力と想像力を養い、豊かな心を育む」と力を込める。同じくボランティアを行う長谷川妙子さんは「聞いていないように見える子も、キラッと目が光る瞬間がある。生身の反応がおもしろい」と笑顔を見せた。

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