メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

藤原帰一の映画愛

ジャニス リトル・ガール・ブルー

魂の叫び、孤独、酒、麻薬 短い生涯を追った軌跡

 ジャニス・ジョプリン。1960年代の末、麻薬中毒のため27歳の若さで亡くなるまでのほんのわずかな間でしたが、圧倒的な人気を博した女性シンガーです。

 こう申し上げてもご存じない方が多いでしょうが、歌を聞いたら、あ、知ってる、聞いたことあるという方が多いでしょう。それは、お馴染(なじ)みの曲だからでも、美声のためでもありません。取り繕うような飾りを剥ぎ取った、心をそのまま振り絞るような声がオリジナルなので忘れられないんです。言葉にすると陳腐になってしまいますが、かさぶたも皮もとれちゃったので、風が吹くだけで傷がヒリヒリと痛む、その痛みのままの声と言えばいいでしょうか。

 ジャニス・ジョプリンは手紙をたくさん書きました。この映画は、両親や妹のローラに宛てた手紙を頼りにし…

この記事は有料記事です。

残り1258文字(全文1617文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 北海道地震でデマ 道警、警戒呼びかけ「本震が来る」「中国の実験が原因」 鳩山元首相投稿も
  2. 受験と私 鳩山由紀夫さん「東大の合格確率は5%以下だった」
  3. 東京・足立の住宅に500人分の人骨 標本業者が放置か
  4. コトバ解説 「死体」と「遺体」の違い
  5. ORICON NEWS 『銀魂』また完結できず…担当編集が謝罪「どうあがいても絶望」 続きはアプリで配信

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです