「こういう会を催していただいたことに感謝しております。お礼の印として、1時間ばかり、現代演劇の在り方についてお話しさせていただきます」と、老劇作家があいさつすると、会場は爆笑の渦に包まれた。
8月11日、東京・下北沢のホールで、<別役実フェスティバル>の閉幕パーティー「別役実を呑(の)む」が開かれた。79歳となった別役も姿を見せ、関係者たちに謝辞を述べると共に、冗談を飛ばすことも忘れなかった。
昨年3月から始まった同フェスティバルには全国19の劇団、劇場が参加。個性の違う劇団、俳優、演出家たちがさまざまな別役作品を上演し、日本各地で芳醇(ほうじゅん)な舞台空間が立ち上がった。
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