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クローズアップ2016

シリア停戦、疑心 合意継続見通せず

 米国とロシアが合意したシリア全土での一時停戦が12日発効した。両国は内戦の終結に向けた和平交渉につなげたい考えだが、アサド政権と戦う反体制派には不信感が根強い。2月の停戦合意は約3カ月で崩壊、今回も維持される保証はない。

 シリア全土での一時停戦が、米露の合意通り最低1週間継続されるかは極めて不透明だ。アサド政権の打倒を目指す反体制派武装勢力の間には「停戦内容があいまい」「政権側に有利だ」との批判も出ており、順守が保証されたとは言えない。13日の段階では深刻な停戦違反は報告されていないが、散発的な戦闘が続いたとの情報もある。

 「政府軍を強化し、革命軍を包囲する半端な策だ」。2月の停戦には応じた反体制派の有力武装組織「アフラル・シャム」は11日、インターネットでこう非難し、停戦拒否の構えだ。別の反体制派グループも、11日に米国に宛てた書簡で停戦に協力姿勢を見せながらも「過去の停戦失敗を招いた、監視体制や違反に対する制裁が盛り込まれていない」と批判した。いずれの見方の根底にも、今回の停戦はアサド政権に有利だという「不公平…

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