視覚障害者転落死

1カ月 都内55駅「危険」 ホームがカーブ/点字ブロック上に柱 日盲連調査

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
ほかの乗客との接触を避けるため、壁際に寄って電車を待つ藤井さん。転落事故以降、手助けをしてくれる人が増えたという=東京都中央区で、喜屋武真之介撮影
ほかの乗客との接触を避けるため、壁際に寄って電車を待つ藤井さん。転落事故以降、手助けをしてくれる人が増えたという=東京都中央区で、喜屋武真之介撮影

 東京メトロ銀座線青山一丁目駅で8月、盲導犬を連れた視覚障害者の品田直人さん(55)がホームから転落し、電車にひかれて死亡した事故は、目が不自由な人にとって駅のホームが「欄干のない橋」であることを改めて浮き彫りにした。15日で事故から1カ月。視覚障害者が危険を感じる駅が首都圏に多数あることも障害者団体の調査で判明し、「早急な再発防止策が必要」との声が高まっている。【高橋昌紀、内橋寿明】

 13日午前9時半。東京都営地下鉄大江戸線勝どき駅(中央区)のホームは通勤客らが慌ただしく行き来していた。「人が少ないと困ったときに助けてもらえない。多いと衝突の危険がある。ジレンマです」。視覚障害者の藤井貢さん(63)はつぶやいた。

この記事は有料記事です。

残り975文字(全文1286文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集