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Features・パラの主役:メダル、右腕に託す バスケから転向、主将に 車いすラグビー・池透暢(36)

低い弾道のロングパスで得点を演出する池(左)=徳野仁子撮影

Features・パラの主役

メダル、右腕に託す バスケから転向、主将に 車いすラグビー・池透暢(36)

 リオデジャネイロ・パラリンピックに出場する日本選手団でもっともメダルを渇望しているのが車いすラグビー日本代表だ。2012年ロンドン大会は3位決定戦で惜敗。その戦いぶりを見て車いすバスケットボールから転向した池透暢(ゆきのぶ)(36)=日興アセットマネジメント=は4年後、チームの主将として、悲願成就にかける。14日(日本時間15日早朝)の1次リーグB組のスウェーデン戦がパラリンピックのデビューとなる。

 筋肉が隆起した右腕から、ボールが一直線にコートに放たれる。「ラグビー」の名の通り、この競技では車いす同士が激しくぶつかり合い、会場に鈍く低い音を響かせる。一方で、趣をまったく異にするのは前方へのパスが認められている点だ。池はこの特性を最大限に活用し、コート後方から一気にロングボールを投じてゴール前にいる味方の得点を演出する。退屈な戦略にも思えてしまうが、低い弾道でボールが渡る光景はスピード感にあ…

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