メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

さあこれからだ

/132 甲状腺検査縮小 隠れる真実=鎌田實

ミンスク甲状腺がんセンターの所長、ユーリ・ジェミチェク医師(右)と=ベラルーシの同センターで4月

 福島県小児科医会には、驚いた。福島県が実施している子どもの甲状腺検査のあり方を縮小することを含め、見直すよう福島県に要望を出したのだ。いったい、どういう考えなのだろうか。

 甲状腺検査は、福島第1原発事故当時18歳以下の子どもを対象に行われている。1巡目の検査では、甲状腺がんと診断された子どもと、がんの疑いのある子どもは115人、2014年からはじまった2巡目の検査では59人。1巡目と2巡目を合わせると、甲状腺がんと診断された子どもは135人、疑いのある子どもは39人でたことになる。

 もともと小児甲状腺がんは珍しい病気といわれていたので、この数字は、専門家にとっても驚きだったはず。県小児科医会は、予想外に多い甲状腺がんが発見されたことにより、子どもや保護者、一般の県民にも不安が生じているとし、検査やその後の治療の進め方の一部見直しを検討すべきだとしている。

この記事は有料記事です。

残り1158文字(全文1541文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ソウル市長、遺体で発見 「遺言」残し失踪 元秘書がセクハラ訴え

  2. あぶり出された若年層感染 中高年へ「感染及ぶ兆し」 東京最多224人

  3. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  4. 東京都、新たに感染者224人確認 過去最多 新型コロナ

  5. 「健康とはほど遠い」 陰性になっても続く倦怠感と嗅覚障害 新型コロナ「後遺症」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです