メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ニュース&トピックス

佐藤彦大ピアノ・リサイタル 独自の音色を獲得=評・梅津時比古

 日本音楽コンクール優勝から9年、スペインのマリア・カナルス国際コンクールで1位を得た佐藤彦大がリサイタルを開いた(6日、浜離宮朝日ホール)。

 久しぶりに聴く佐藤の音色の変化に驚かされた。第一曲、ラフマニノフ《コレルリの主題による変奏曲》冒頭の主題提示を、佐藤は、極めてやわらかい、脱力しきった音でひそやかに響かせる。まるで、窓を控えめに開けてそっと世界をのぞくように、そして見えた世界の不思議に驚くように。その後、音のやわらかさは神秘的なベールとなり、その中で、各声部がはっきりと浮かび上がる。しかも声部は分離することなく作品の核に常に溶け込んでゆく。それはテクニックが炸裂(さくれつ)する快速の流れになっても揺るがない。そのため、不安と夢に打ち震える…

この記事は有料記事です。

残り491文字(全文818文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「帽子なくして注意したら『本当の父親じゃない』に激高」供述 さいたま小4遺棄

  2. ラグビーW杯、なぜ「旭日旗」騒動ないの?五輪では日韓対立

  3. 職場で体調崩し、女性は死亡した 119番まで「3時間40分」早められたのか

  4. さいたま小4殺害 一家を知る人ら「信じられない」「なぜ」 遺棄容疑、父逮捕に

  5. 遺棄容疑で逮捕の父「若くてすらっとした印象」 「親子3人仲が良さそうだった」との声も

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです