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相模原・障害者施設殺傷 見逃されたサイン=論説委員・野沢和弘

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今も献花が絶えない津久井やまゆり園=野澤和弘撮影
今も献花が絶えない津久井やまゆり園=野澤和弘撮影

病院・自治体、連携に穴

 相模原市の知的障害者入所施設「津久井やまゆり園」で19人の障害者が殺害され27人が負傷した事件から2カ月近くになる。障害者差別に満ちた容疑者の言葉が今も社会に波紋を広げ、動機にも未解明な点が多い。悲劇を繰り返さないためにさまざまな観点から事件の検証が必要だ。

「施設内」検証も必要

 晩夏の強い日ざしが山あいの施設を照りつける。時折、前の道を車が通りすぎるほか、人の気配はない。

 白い花の束が正門横に積み重ねられている。それがなければ、ほんの2カ月前、19人が殺された現場であることを忘れてしまいそうだ。

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