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台風16号は今年6個目の上陸となった。2004年の10個に次ぎ、1951年の観測開始から2位タイだ。1号の発生が7月3日と史上2番目に遅かったり、初めて東北地方から上陸したりするなど今年の台風は「異例ずくめ」。何が影響しているのか。
専門家が指摘するのが、偏西風の蛇行に伴って発生する「ブロッキング高気圧」の影響だ。通常、台風は西から東に移動するが、今年は日本の東側にこの高気圧が停滞したため、行く手を遮られた台風が北上し、北海道や東北への上陸につながった。木本昌秀・東京大教授(気象学)…
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