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Jの興亡

(4)川崎 名物部長が仕掛けるエンタメ路線 街全体を盛り上げ

(上)スクリーンに映し出された国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の大西卓哉宇宙飛行士と川崎フロンターレの中村憲剛選手、(下)大西宇宙飛行士と交信する川崎市内の小学生ら=ともに川崎市の等々力陸上競技場で2016年8月16日、岡部恵里撮影

 バナナを売って、算数ドリルを作り、宇宙とも交信する−−。一見、サッカーとは無関係な取り組みで集客を図るチームがある。J1の川崎フロンターレだ。

 8月16日の夜、フロンターレのホームスタジアム「等々力陸上競技場」(川崎市中原区)には約3300人が集まった。この日の目当ては、選手ではなく宇宙飛行士。スクリーンに国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の大西卓哉飛行士が映し出されると、大きな歓声があがった。

 「宇宙人はいると思いますか?」。フロンターレの司令塔、中村憲剛選手が大西さんに尋ねると場内からは笑いも起きた。「実際に見たことはありませんが、いると思います。宇宙人の存在を否定することは、私たち人間の存在も否定することになりますから」と答える大西飛行士。イベント終了後、中村選手は「まさかサッカーをやっていて宇宙と交信できるとは思わなかった」と瞳を輝かせた。

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