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ひまわりEYE

気象庁は2015年7月、世界最高水準の能力を持つ「ひまわり8号」の運用を始めた。情報通信研究機構(NICT)、千葉大環境リモートセンシング研究センターと共同で、防災・減災の願いを込め、地球と大気の現象を、高精細なひまわり画像で紹介する。

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植生研究に「答え」

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ひまわり8号から見ると、地表面が太陽照明角度によって異なる「表情」を見せる(地形の効果も含まれる)。2015年8月15日午後1時(左)と午後5時=千葉大提供
ひまわり8号から見ると、地表面が太陽照明角度によって異なる「表情」を見せる(地形の効果も含まれる)。2015年8月15日午後1時(左)と午後5時=千葉大提供

 陸上の植生を観測対象にしている研究者も、ひまわり8号の観測データに熱い視線を送っている。地球上のどこに、どれだけの量の陸上植物が存在するのか。地球温暖化予測や世界的な森林保全・再生活動の検証に不可欠な情報である。

 人工衛星で継続的な観測をすると、太陽光の照明方向や観測方向によって異なった観測結果が得られる。これらの違いは植物群落の立体構造を反映し、植物量の推定に重要な役割を果たす。植物群落上空で実測したデータやシミュレーションによって、観測値の変化を推定することはでき…

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