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2020米大統領選

2020年11月に行われた米大統領選。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン氏が争い、バイデン氏が勝利した。

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米大統領選

鍵握る有権者たち/4止 冷めたベンチャーの町 投資先候補、見つからず

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大統領選での民主党候補への投票は初めてというベンチャー投資家のウィリアム・ドレイパーさん=米西部カリフォルニア州シリコンバレーで
大統領選での民主党候補への投票は初めてというベンチャー投資家のウィリアム・ドレイパーさん=米西部カリフォルニア州シリコンバレーで

 アップルやグーグルなど、情報技術(IT)関連企業が集まる米西部カリフォルニア州シリコンバレー。世界中から才能と資金を集め、ベンチャー企業を次々に生み出す米経済の動力源だ。全米で最も富裕な地域の一つで、大統領選ではこれまで民主、共和両党の候補者に多額の選挙資金を「投資」してきた。

 ここで60年近く、ベンチャー企業を育て、世に送り出してきた「元祖」ベンチャー投資家ウィリアム・ドレイパーさん(88)は「世界は変わってしまった。こんな選挙戦は見たことがない」と話す。長年の共和党支持者だが、本選では党候補のドナルド・トランプ氏(70)ではなく、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(68)に投票するつもりという。

 大学同窓のブッシュ元大統領と親交が深く、レーガン政権では政府系金融機関トップを務めるなど「共和党主流派」を自任するドレイパーさん。今回は資金を援助したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が党候補の指名争いから早々と撤退。トランプ氏が掲げる反移民・反自由貿易政策のもとでは「ベンチャー企業が育たなくなる」と心配する。

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