秋季高校野球

県大会 常総学院、初戦敗退 常磐大高など準々決勝へ /茨城

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【常総学院−常磐大高】七回裏常磐大高2死二塁、3点目となる右越え適時二塁打を放った石川=ひたちなか市民球場で 拡大
【常総学院−常磐大高】七回裏常磐大高2死二塁、3点目となる右越え適時二塁打を放った石川=ひたちなか市民球場で

 第69回秋季関東地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞水戸支局など後援)が25日、ひたちなか市民など3球場で1回戦4試合、2回戦3試合が行われた。

 夏の甲子園で8強入りした第1シードの常総学院は一回に常磐大高に先制を許し、一度は追いついたが、終盤に突き放されて初戦の2回戦で敗れ去った。常磐大高に加え、水戸葵陵とつくば秀英が28日の準々決勝に勝ち上がった。

 26日は県営と笠間市民の両球場で2回戦の残り5試合が行われる。【川崎健】

常磐大高、悔しさ糧に夏の雪辱

 今夏の茨城大会では1、2年生主体のチームで8強入りの快進撃を見せたが、準々決勝で常総学院に七回コールド負け。常磐大高がその悔しさをバネに夏の雪辱を果たした。

 この日の先発は背番号10の川野辺一真投手(2年)。抽選会で組み合わせが決まった時点で、海老沢芳雅監督から「常総学院との試合はお前で行く」と伝えられていた。すると、夏の甲子園ベスト8の相手にも「強豪校だからと言って気後れしたくない」と強気の投球を見せ、常総打線を被安打7、2点に抑えた。

 打線は好機で確実に得点し、7安打で6点。中でも米国人の父を持つワラス開智選手(2年)は3打数2安打2打点の活躍。「好投する川野辺を援護したい」と打席に立った八回には、内角の直球を右翼席にはじき返し、2点本塁打で勝利を大きく引き寄せた。

 「常磐大高には経験豊富な選手が多い。チーム力は相手が一枚上だった」と常総学院の佐々木力監督。地区予選免除で実戦経験が少なく、守りのミスも目についた常総学院と比べ、夏、秋ともメンバーに入った選手は15人という常磐大高。チームの完成度に差を見せつけ、優勝候補から大きな勝利を奪った。【川崎健】

冬の鍛錬花開く

 ○…取手松陽を相手に7回を被安打4、自責点1の投球でチームに勝利をもたらしたつくば秀英の北山大毅投手(2年)。身長168センチと小柄ながら最速141キロの直球が持ち味だ。1年時には125キロほどしか出なかったが、昨冬に砂場での毎日10キロの走り込みやウエートトレーニングを行い、ぶれない下半身を身につけた。この日は伸びのある直球を主体に好投したが、「今は球速よりもチームの勝利が優先」と謙虚だった。


 <ひたちなか市民>

 ▽2回戦

常総学院

  010000010=2

  10010022×=6

常磐大高

 (総)鈴木、小林、吉田−宮里

 (磐)川野辺−石川

▽本塁打 ワラス(磐)

▽二塁打 宮里(総)田崎、川野辺、石川(磐)

日立一

  002000000=2

  02011020×=6

水戸葵陵

 (日)池添、横山、清水−小松

 (水)上林−島根

▽三塁打 川崎(水)

▽二塁打 清水(日)

取手松陽

  000101010=3

  02002200×=6

つくば秀英

 (取)古田島、本橋、山田、古田島−松本

 (つ)北山、阿部田、赤司−後藤

▽三塁打 岡(つ)

▽二塁打 川津、長南(つ)

 <県営>

 ▽1回戦

石岡一

  113000000=5

  300001000=4

波崎柳川

 (石)湯原、岩本−木村

 (波)宮本、糸日谷−中村淳、古川

▽三塁打 大野(石)

▽二塁打 原田(石)

太田一 000010004=5

下妻一 00030211×=7

 (太)河井、平塚−井坂

 (下)谷口、柴−三谷

▽二塁打 植田、河井、平塚(太)海老沢、三谷2、柴(下)

 <笠間市民>

 ▽同

取手二 000211010=5

日立商 000000000=0

 (取)香取−鈴木

 (日)柳林−須藤

▽二塁打 寺田、鈴木(取)根本、菅野(日)

水戸工 011001011=5

境   000000000=0

 (水)戸井田−益子

 (境)山下、古宮−関

▽三塁打 福田(水)

▽二塁打 間宮、郡司(水)


秋季高校野球県大会

 電話0180・99・1002

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