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クローズアップ2016

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中国製高速鉄道、暗雲 インドネシアに建設、用地買収停滞・資金難

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 中国が日本と争う形でインドネシアの高速鉄道計画を受注してから1年。中国にとって初めてとなる本格的な高速鉄道の輸出プロジェクトは難航している。中国製の高速鉄道を導入する動きは関係の深い発展途上国で広がっているが、各地でトラブルも続発しており、巨大インフラ輸出に影を落としている。

受注1年、計画ほころび次々

 ジャカルタの南東約100キロ、西ジャワ州ワリニ地区で、数台の重機が森を切り開いていた。今年1月にジョコ大統領が出席して盛大な起工式が行われた高速鉄道の建設現場だ。作業員の一人は「8カ月で2キロしか進んでいない」と明かした。1日平均8メートル余りしか整地できていない。移設が必要な高圧電線の鉄塔も建ったままだ。開通予定の「2019年」にジャカルタ−バンドン間約140キロに高速鉄道が走っているとは想像しがたい。

 事業主体のインドネシア中国高速鉄道(KCIC)は遅れの批判を意識してか、工事の進捗(しんちょく)状況すら公表していない。関係者によると、重機が入って整地に着手できているのは、まだ数カ所とみられる。

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