飼い主から2度見放され、事故で前後の左脚を失いながらも元気に生きる柴(しば)犬の姿を追った本が出版された。タイトルは「二本あしのワンコ すみれちゃん、生きる」(セブン&アイ出版)。現在預かっている群馬県高崎市のNPO法人は「すみれちゃんの姿を通じて、飼い主や動物を飼おうと思っている一人一人が犬や猫との向き合い方を考えてほしい」と訴えている。
すみれはメスで推定5〜7歳。昨年12月に高崎市内で迷い犬として保護された。犬や猫の譲渡を支援するNPO法人「群馬わんにゃんネットワーク」(高崎市)を介して、今年3月に前橋市の住民に引き取られた。しかし、4月9日に行方不明になり、その日に前橋市内の線路脇で、左脚2本を切断された状態で発見された。
この記事は有料記事です。
残り608文字(全文928文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…