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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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福島第1原発

配管のちり分析へ 事故進展の解明目指し

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福島第1原発2号機の配管内で見つかった試料(大きさ約5ミリ)。配管の詰まりを削る際に使ったドリルの先端に付着していた=東京電力提供
福島第1原発2号機の配管内で見つかった試料(大きさ約5ミリ)。配管の詰まりを削る際に使ったドリルの先端に付着していた=東京電力提供

 東京電力は、福島第1原発事故の進展を科学的に調べるため、炉心溶融した1〜3号機の原子炉周辺などで採取し保管している、ちりや汚染水などの試料について精密分析することを決めた。

 これらは放射線量が高く手つかずだったが、溶けた核燃料は事故発生から5年半以上経過しても見つからず、物理的な分析が進んでいないため、「ミクロの遺留物」を基に事故進展の解明につながる手がかりを探すことにした…

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【東日本大震災】

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