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漫画で解説

築地市場ってどんな所?の巻

家康が大阪から連れてきた漁師の魚河岸が始まり 中央卸売市場とは

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魚屋さんと八百屋さん、どうやら卸売市場からのお帰りのようです。 卸売市場とは何か知っていますか? 卸売市場とは、生鮮食料品を小売店やスーパーに卸売りする所です。 魚屋さんたちが漁港に魚を買いに行くと思っていませんでしたか? それでは安定して店に商品を仕入れることができません。
生産者と小売店を結ぶのが卸売市場の役目です。 生産者から品物搬入を行い、卸売業者が集荷し、せり・相対取引で販売します。 卸売業者から買った品物は、仲卸業者が市場内にある仲卸店舗で売ります。 それを買出人が買い、小売店や飲食店で消費者に提供します。 また、八百屋さんなどの売買参加者も卸売業者から品物を買います。 街中にある小売店で消費者に売ります。 せりに参加するには市場開設者から許可を受ける必要があります。 八百屋さんがかぶっている標章はその証しです。 いろいろな業者さんがいてケンカなどは起きないのでしょうか? 「中央卸売市場」は法律で取引が規制される世界でも珍しい公設市場で、 都道府県などが農林水産省の認可を受けて開設しているのです。 そのおかげで衛生や公平性が保たれています。
築地市場は東京都に11ある中央卸売市場のうち最も古い歴史を持ちます。 1日当たりの取り扱いは青果物1095トン。 水産物は世界最大級の1676トンにも上り、観光客に人気なのです。 一体いつごろからあるのでしょうか? 天正18(1590)年、大坂・佃村から移住した漁師たちが、江戸城に納めた残りの魚を日本橋のたもとで売り始めたのが始まりです。 徳川家康が多田神社(兵庫県川西市)に参るのを漁船を出して助けたので江戸に呼ばれたといいますが、真偽は不明です。 その魚河岸が1923年の関東大震災で焼失。 そこで35年に築地に市場が開設されました。 築地に買い物に行きたいという人も多いのではないでしょうか。 場内はトラックが多く、慣れないと危険です。 場外市場ならプロ御用達の食材や道具などを気軽に買い物できます。
築地市場は、施設が狭く老朽化したことから、豊洲に移転することが決まっています。 予定地は東京ガスの工場跡地で、土壌から有害物質ベンゼンが検出されました。 対策工事をした都は安全調査を続けており、17年1月に最終結果が出ます。 小池百合子知事は移転を延期しましたが、 土壌工事が当初の計画通りじゃないことが判明し問題になっています。 市場建物の下は盛り土がされず、コンクリートを挟んで空洞になっていたのです。 ベンゼンは気化しやすい物質です。 食べ物を扱う場所ですから、安全確保は念入りにしてほしいものですね。 ちなみに場外市場は移転しません。 それを聞いたののかちゃんは、魚屋さんに場外市場に連れて行ってもらうことに。 今からどんなおすしを食べるか楽しみにしているようですが、 その片隅で魚屋さんと八百屋さんは慌ててお財布の中身をチェック…お金、足りるでしょうか?

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