「原安三郎コレクション・広重ビビッド」展

濃密に、鮮やかに 大阪高島屋であすから

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「六十余州名所図会」「名所江戸百景」初の全点公開

 幕末の人気浮世絵師、歌川広重(1797〜1858年)らの名品を集めた展覧会「原安三郎コレクション 広重ビビッド」が28日から、大阪市中央区の大阪高島屋7階グランドホールで開かれる。財界の重鎮として活躍した日本化薬元会長、原安三郎さん(1884〜1982年)の浮世絵コレクションのうち、広重晩年の代表作「六十余州名所図会」「名所江戸百景」を中心とする約230点を前・後期に分けて展示。「広重ブルー」と呼ばれる濃密で鮮やかな色彩を堪能できる。【清水有香】

 「六十余州名所図会」と「名所江戸百景」はいずれも初摺(ず)りで、この二つの揃物(そろいもの)を全点公開するのは本展が初めて。「六十余州名所図会」は東海道や東山道など「五畿七道」の68カ国の名所に江戸を加えた全70図から成る。「山水奇観」(淵上旭江(きょっこう)著)をはじめ、先行する多くの資料を参考にしつつ、広重独自の心象風景を加えた画面構成には臨場感が漂う。

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