メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

小林 聡美・評『「密息」で身体が変わる』『字を書く女』

◆『「密息」で身体が変わる』中村明一・著(新潮選書/税抜き1100円)

◆『字を書く女』酒井順子・著(芸術新聞社/税抜き1600円)

 この秋、私は6年ぶりの舞台に立つ。舞台に立つのはいつも数年の間があいていて、そのときには前回の記憶はそうとう薄まっており、稽古(けいこ)前は精神も肉体も無防備な状態である。つまり毎回かぎりなく初舞台の気分。不安と緊張このうえない。

 舞台の演技は私にとってはやはり独特で、映画やテレビのものとは異なる。いつも全身に神経をみなぎらせ、相手の息をさぐり、合わせる。舞台は、破壊と調和の妙が魅力だが、そんなときもっとも重要で、また難しいのが、「間(ま)」ではないだろうか。

この記事は有料記事です。

残り1205文字(全文1503文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. アップルがアプリストアから「フォートナイト」削除 手数料巡り「バトル」激化

  2. 犬の散歩中、男性はねられ死亡 運転の大学生「LINE来たのでスマホを」

  3. まさかの「車道」でも 沖縄、あまりにも多い「路上寝」 年7000件超、死亡事故も

  4. 「高熱でも宿泊拒否できない」旅館業法 GoToは大丈夫か ホテル苦慮

  5. 東京・足立の住宅に500人分の人骨 標本業者が放置か

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです