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 映画「シン・ゴジラ」を見た。政府や行政の危機対応手順が、ヒアリングをもとにリアルに描かれていると聞いたからである。首相、官房長官、防衛相ほかの各大臣、自衛隊、東京都知事等々が動く(あるいは動けない)経過、「専門家」とされる人々の頼りなさなど、「どこかで見たことのある」シーンが展開する。とりわけ面白いのは、米国大統領特使が秘密裏に日本に入って指導していくことだ。「日本はかの国の属国だからな」という官僚のセリフがある。

 既視感は外の情景にも満載である。9・11を思い出させるビルの崩壊、3・11の記憶の底に蓄積された、船をなぎ倒しながら川をさかのぼっていくエネルギー、家屋の崩壊、さまざまな方向から上がる火の手、逃げ惑う人々、持ち上がる車両、空爆する米軍機、そして震災跡、原爆跡、戦災跡を思い出させる崩壊した都市の姿。

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