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栗山英樹(くりやま・ひでき)さん(55)
思いが力になると信じている。その瞬間が訪れ、信じた選手に胴上げされ、目頭が熱くなった。
指導者経験のないまま監督となった1年目にリーグ優勝したが、翌年は最下位に突き落とされた。その後は徐々に順位を上げ、若手の成長にも目を細めてきた。一方で「経験するほど怖さが増した」。5年目の今季は「喜怒哀楽を出す」「勝つためにやる」と自らに何度も言い聞かせた。
「プロ野球の仕事は、プロセスが正しくても結果が勝ちでないと間違い」と行き着いた。選手が成長し、躍動する姿はうれしいが、さらに結果にこだわることに徹した。
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