コロンビア

和平承認は確実 ゲリラ処遇に反発も

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 【ポパヤン(コロンビア南西部カウカ県)朴鐘珠】南米コロンビアで政府と左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」が合意した和平協定への賛否を問う国民投票が2日始まった。投票は即日開票され同日夜(日本時間3日昼)には大勢が判明する見通し。賛成多数での協定承認・発効は確実だ。半世紀に及んだ内戦は正式に終結するが、ゲリラの処遇への反発も根強く、国民間の真の和解には時間がかかりそうだ。

 革命軍支配地域が多い南西部カウカ県でも有権者の大半は賛成に回ると見られる。同県ポパヤンで賛成票を投じた男子大学生(23)は「ゲリラ対策に多額の予算を費やし、教育がおろそかになった現状をたださなければ」と語った。反対した女性事務員(38)は「革命軍に議席を与え政治参加を認めるのは優遇しすぎ」と話した。

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