4人に1人は100メートル未満の距離でも車で移動する−−。100人当たりの自家用車保有台数が67台と、日本一の「車社会・群馬」の実態を裏付ける調査結果を群馬県がまとめた。同県は65歳以上の免許保有率(62.7%)でも全国1位だが、免許を持つ人と持たない人で外出の有無に大きな差が出た。高齢者による自動車事故のリスク軽減と車を持たない交通弱者の足を確保するため、前橋市は乗り合いタクシーの導入を今年1月から始めるなど対策に乗り出した。
同県は2015年11月、朝起きてから寝るまで1日に移動した場所や目的、距離や交通手段、時間帯を記入してもらう「パーソントリップ調査」を実施。対象は群馬県南部の21市町村などに住む5歳以上の住民で、約6万世帯の約13万人から回答を得た。
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