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私の社会保障論 特別養子縁組、推進法を=NPO法人「フローレンス」代表理事・駒崎弘樹

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 現在、日本では2週間に1人の割合で、赤ちゃんが虐待によって殺されている。

 多くは出産直後に、海や山、公園のトイレ等に遺棄される。こうしたことが起きてしまう主な理由は「望まない妊娠」だ。そこに、社会的孤立や貧困、未成年であることや母親の精神疾患等が重なり、悲劇へとつながっていく。

 そんな悲劇をなくしたい、赤ちゃんの虐待死をこの社会から根絶したい、などの理由で始まったのが「特別養子縁組」という制度だ。

 課題を抱えた妊婦に妊娠中から相談に乗り、出産後すぐに、子どもが欲しくても授からないカップルに託す。これによって、赤ちゃんの命も救え、生みの親も人生をやり直すことができ、子どもを望んでいたカップルである養親の、親になる願いもかなえられる。

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