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AV問題

語り始めた業界人(5)“カリスマ監督”の独白

 これまでに2000人以上の女性を面接し、1300本以上のアダルトビデオ(AV)を撮影してきた“カリスマ監督”の目に一連のAV問題はどう映っているのか−−。業界を代表する監督の一人で、大手メーカー「SODクリエイト」の社外取締役も務める溜池ゴローさん(52)が毎日新聞の動画インタビューに応じ、AV出演強要などの問題について語った。溜池さんは22年間の監督人生で出演トラブルは「1回だけ」と語り、「自分の常識では(強要は)絶対にない。今回の問題はすごく不思議」と実感を述べた。その上で、「女優がいないと成り立たない業界であり、被害は絶対にあってはならない。メーカーやプロダクションが女優の人権を守るために動くのは当然」として、業界の統一ルール作りに積極的に関わっていく考えを示した。

 「すべてのAV女優が幸せになってほしい」と語る溜池さんの妻は、元AV女優で作家の川奈まり子さん(48)。川奈さんが今年7月に設立した出演者の連帯組織「AVAN(表現者ネットワーク)」についても、「どんどん応援する」と明言した。一方、「被害を訴えた人の周辺に『AV女優は汚らわしい』という意識がある」と指摘し、女優の人権を損なうような規制強化に反対していく姿勢も鮮明にした。【AV問題取材班】

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