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東大地震研

原発の地震予測法は「地震規模が過小評価に」

4月の熊本地震で石垣が崩れた熊本城=熊本市中央区で2016年5月、小関勉撮影

 活断層による地震の規模を予測する計算手法について、4月の熊本地震の観測データを基に妥当性を検証したところ、政府の地震調査委員会が2006年に公表した方法では、地震の規模が過小評価になるとの研究結果を纐纈(こうけつ)一起・東京大地震研究所教授がまとめた。5日の日本地震学会で発表した。

 この計算手法は、断層の幅や長さの推定を基に、地震の規模を推定する。原子力規制委員会は原発の耐震設計の根幹となる基準地震動(想定する最大の揺れ)について、この06年方式を用いている。

 纐纈氏は、マグニチュード(M)7.3だった熊本地震の本震(今年4月16日)のデータを基に、06年方式と、断層の長さなどから計算する別の式(09年公表)の二つについて妥当性を比較。その結果、09年方式による予測では「M7.0〜7.2」と推計できたのに対し、06年方式では断層の幅、長さが短く予測されるなどしたため「M6.6〜6.9」と過小評価された。このため纐纈氏は「現状では活断層の揺れの予測は、0…

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