セブン&アイ

H2Oと資本提携…関西3百貨店譲渡

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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は6日、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと資本業務提携することで基本合意したと発表した。傘下のそごう・西武の関西圏の百貨店3店舗をH2Oに譲渡し、約57億円分の発行済み株式を相互に持ち合う。セブン&アイHDは業績が低迷する百貨店事業の立て直しを急ぐ。

 セブン&アイHDが譲渡するのは、そごう神戸店(神戸市)▽そごう西神店(同)▽西武高槻店(大阪府高槻市)−−の3店舗。コンビニエンスストア「セブン−イレブン」の関西圏の店舗で、H2Oのポイントプログラム「Sポイント」を使えるようにしたり、阪急阪神百貨店の商品を受け取れるようにしたりすることも検討する。株式持ち合いによってセブン&アイHDがH2O株の約3%、H2Oはセブン株の約0.1%を保有する。

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