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みちのく建物探訪

仙台市 淵上蛸薬師堂 内陸にも津波の歴史 /宮城

境内の最奥にあるお堂。絵馬所に結びきれない絵馬が壁などに掛けられている

 高層の災害公営住宅や病院が建ち並ぶ仙台市太白区長町の住宅街。大通りから外れた裏道に「淵上蛸薬師堂(ふちがみたこやくしどう)」はある。約200年前に建立された木造のお堂が、再開発の進むまちの一角にひっそりとたたずんでいる。

 コンクリートの参道を歩いて行くと、真っ赤な顔をした8本足のタコが目に飛び込んできた。タコは、参道の両端に並ぶ灯籠(とうろう)や絵馬所に結びつけられた絵馬に描かれている。タコをモチーフにした合格祈願グッズ「オクトパス君」(置くとパス)も社務所で販売され、境内のあちらこちらでタコを見ることができる。管理する馬場君子さん(72)は「珍しがって全国からお参りに来るんです」と話す。

 馬場さんによると、1611(慶長16)年に起きた慶長三陸地震がきっかけとなり、タコを祭るようになっ…

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