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常任理事国のロシアが猛反発、拒否権発動か
【ニューヨーク國枝すみれ】泥沼化するシリア情勢を巡り、国連安全保障理事会は8日午後3時(日本時間9日午前4時)、シリア北部アレッポでの即時空爆停止と軍用機の飛行禁止を主な内容とするフランスの決議案を採決にかける。しかし、常任理事国のロシアは猛反発しており、拒否権を発動するとみられる。
フランスとスペインがまとめた決議案は、アレッポでの戦闘に関与する全ての国と武装組織に停戦と空爆停止を求めている。停戦実施を確実なものとするため、アレッポ上空の軍用機の飛行禁止も要求している。アレッポではシリア政府軍とロシア軍だけが空爆を続けており、事実上、両軍に空爆停止を求める内容となる。
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