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日本弁護士連合会は7日、福井市で開かれた人権擁護大会で、「2020年までに死刑制度の廃止を目指し、終身刑の導入を検討する」とする宣言を採択した。日弁連が死刑制度の廃止を明確に打ち出すのは初めて。全国の弁護士が集まる同大会での宣言は日弁連の活動方針となる。死刑廃止を巡る議論や活動に影響を与えそうだ。
採択されたのは「死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言」。提案理由で日弁連は「死刑制度は生命を剥奪する刑罰で国家による重大、深刻な人権侵害」と説明。死刑が確定した「袴田事件」の再審開始決定(検察側が即時抗告中)が14年3月に出され、元死刑囚が釈放されたことなどから「冤罪(え…
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