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タイでエイズ感染者支援へ
心と体の性別が一致しない性同一性障害(GID)の永崎公志朗さん(24)=鹿児島市=が来年1月、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊の一員としてタイに赴任する。JICAによると、性的少数者と本人が公表した隊員の派遣は1965年の事業開始後初めて。今回の件を踏まえ、JICAは募集要項に性的少数者へ配慮することを新たに記した。永崎さんは「性的少数者が幅広く活動する契機になれば」と話している。【奥田伸一】
永崎さんは女性として生まれたが、GIDに悩み、北九州市立大在学中から男性名を名乗っている。大学で国際協力について学び、途上国で病気に苦しむ子供らを支援したいと考え昨春、協力隊に応募した。だが「不合格時にGIDのせいと悩みたくない」と思い、戸籍の女性名で出願。昨夏、合格した。
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