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ストーリー

薄井さんのシベリア抑留(その1) 華麗なバレエの陰に

 金糸に縁取られた長さ25メートルの赤い巻物は、大会議室でも広げきれなかった。ソ連の独裁者スターリンを礼賛する日本語の刺しゅうが、びっしりと縫い込まれている。第二次大戦後、シベリアに抑留された日本人たちが帰国前に製作したとされる「感謝状」だ。肌寒い4月末のモスクワ。ロシア国立軍事公文書館を訪れた薄井憲二さん(92)=京都市在住=は、かねて存在を知らされていた異様な巻物を初めて目にした。

 スターリンを「日本人民の最良の友」と呼び、「社会主義ソヴエート同盟(ソ連)こそ全世界人民の希望」と…

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