メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

佐治博士のへえ〜そうなんだ!?

/106 「刷り込み」からの脱却 /愛知

真実に対峙して次元アップ?

 今から60年以上も昔、大学の数学科1年生の授業で初めて出合った基礎数学の教科書の裏表紙に「我々が見ているものは、真理の光に照らされた影に過ぎない。真理の光はまばゆく直接仰ぎ見るには苦痛を伴うが、求める努力さえあれば、美しい真理に触れることは可能である……」と書かれていたように記憶しています。今、思えば、ギリシャ時代の哲学者プラトンが「国家論」の中で述べている「洞窟の喩(たと)え」の意訳だったのかもしれません。数学の勉強であれ、お稽古(けいこ)ごとであれ、あるレベルに到達するには苦痛が伴うものであり、その克服の先に喜びがあるということなのでしょう。

 実は、私たちが日常、見聞きしている世界は無意識的な「刷り込み」による錯覚が多いといわれています。今…

この記事は有料記事です。

残り1151文字(全文1491文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 宮城 交番で警官刺され死亡、拳銃発砲で刃物の男も死亡
  2. 北海道地震 「セイコーマート」95%が営業できた理由は
  3. 自民党総裁選 発言・論点をはぐらかす 識者が指摘する安倍首相「ご飯論法」の具体例
  4. 自民党総裁選 石破氏、「応援なら大臣辞めろ」はパワハラ
  5. クローズアップ2018 交番襲撃・発砲 想定外、侵入者の銃使用 学校・警察、対策及ばず

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです