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9日にクライマックスの曳山(ひきやま)巡行を迎えた大津祭。国指定重要無形民俗文化財(国指定)となって初の開催とあって、大津市中心部は華やいだムードに包まれた。
天気が心配されたが、午後からは晴れ間も。巡行経路にはカメラを手にした見物客らが集まり、各曳山が鉦(かね)や太鼓、笛の囃子(はやし)に合わせて自慢のからくりを披露する度に「おー」というどよめきや歓声、拍手が湧き起こった。
この日は国指定を記念して、天孫神社と下百石町のみこし2基が50年ぶりにそろって渡御。中央大通りなどを練った。また、かつて神楽山を巡行させていた堅田町や、元禄年間に「ねりもの」(仮装行列)で使われた張り子の布袋を飾る新町も、厄よけのちまきを作るなどお祝いムードを盛り上げた。
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