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木村 衣有子・評『料理好きのうつわと片づけ』人とうつわ編集部/編

◆『料理好きのうつわと片づけ』人とうつわ編集部/編(河出書房新社/税抜き1600円)

 ひとりの人が腕を振るい、専心してこしらえた一点ものの器は「作家もの」と呼ばれる。『料理好きのうつわと片づけ』では、その扱いかたが紹介されている。「○○さんのうつわ」と愛着を持って呼び、使う8人の台所を肩越しに覗(のぞ)かせてもらうように。

 先日、友人の営むギャラリーで油を売っていると、お客さんが、そういう作家ものの陶器の器を指し「これ、使う前に水で濡(ぬ)らさないといけないの?」と店主に訊(たず)ねていた。つい、口を出す。「そんなに繊細に扱わなくても、大丈夫ですよ」。お客さんがはっとしてこちらを見たので、お節介(せっかい)おばさんへの偉大な一歩を踏み出していたと気付き、すみません、と、苦笑い。

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