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 むのたけじさんが8月に亡くなった。私が編集委員を務める「週刊金曜日」で、最期まで連載を続けてくださった。9月23日号では、書けなかった原稿を息子さんの武野大策さんが書いてくださって、これが面白かった。むのさんは緊急入院直前「英語は今後も世界語か」というタイトルを決めていらしたという。その真意を受け取って、大策さんは「日本語が世界語になるにはどうすればよいか。世界でたった一つの戦争放棄をうたった憲法九条を世界に広めることではないか」と書いた。

 この号が発売されたその日、私はこれをまだ読んでいなかったが、ある会合で日本の現状について意見を求められていた。私の考えは一貫している。まず、グローバリズムは1570年ごろに達成されていたこと、江戸時代はその現実への対応として出現した時代であったこと、しかしながらその際限の無い征服と拡大という動きには乗らなかったこと、だからこそ国内の限られた資源を循環的に使って最大限に技術革新と応用をおこなったこ…

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