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中国取材の経験が豊富な坂東賢治専門編集委員のコラム。

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仲裁判決その後=坂東賢治

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 中国が主張する南シナ海の権益を否定したオランダ・ハーグの仲裁裁判所の歴史的判決から3カ月。日米が考えたような、国際的な対中包囲網は実現していない。

 7月の東南アジア諸国連合外相会議から9月の東アジアサミットまで、一連の国際会議の声明で仲裁判決に触れたものはなかった。

 米戦略国際問題研究所(CSIS)の報告では中国に明確に判決の受け入れを求めた国は日米など7カ国にとどまるという。

 包囲網阻止に動いた中国の外交攻勢の影響も大きいだろうが、判決自体にも理由があるように思う。

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