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同志カグヤ/12

同志カグヤ 12

 <広げよう おはなしの輪>

 文(ぶん)・芝田勝茂(しばた・かつも) 絵(え)・倉馬奈未(くらまなみ)×ハイロン

「わたし、ここで真(ま)っ暗(くら)な竹(たけ)のふしの中(なか)にとじこめられていたのよ。すると思(おも)いがけず助(たす)けてくれた人(ひと)がいた。それがサヌキノミヤツコという男(おとこ)。彼(かれ)は野山(のやま)で竹(たけ)を取(と)り、カゴにザルに物干(ものほ)し竿(ざお)、お箸(はし)などの日用品(にちようひん)から、横笛(よこぶえ)、笙(しょう)、尺八(しゃくはち)、それに弓矢(ゆみや)までつくって売(う)っていた。竹(たけ)を『よろずのこと』に使(つか)う竹取(たけと)りの翁(おきな)だったのね。貧(まず)しくても竹取(たけと)りの翁(おきな)は正直(しょうじき)で、やさしい人(ひと)だった。いつも『ああ、かわいい娘(むすめ)がいればなあ』と思(おも)っていたので、わたしはかわいい娘(むすめ)になって竹(たけ)のふしを光(ひか)らせた。すると彼(かれ)はわたしを竹(たけ)のふしから救(すく)い出(だ)して、育(そだ)ててくれた。お礼(れい)に、ふしごとに、黄金(おうごん)のつぶを入(い)れておいたわ。まあ、養育費(よういくひ)みたいなもんね。それで竹取(たけと)りの翁(おきな)は大金持(おおがねも)ちになったってわけ」

「知(し)ってるよ、その話(はなし)」とぼくはいった。「竹取物語(たけとりものがたり)は有名(ゆうめ…

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