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全国高校駅伝

道大会 男子 王者山の手、独走V/女子 旭川龍谷、激戦制す(その2止) /北海道

重圧より楽しんで快走 札幌山の手(2年)金橋佳佑選手

札幌山の手・金橋佳佑選手

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 号砲と同時に思い切り地面を蹴り、すぐに先頭に出た。「自分のペースで試合を作り、絶対に首位で次につなぐ」。6キロ地点で集団から抜け出したがペースを崩さず、2位に28秒差をつけてたすきを渡した。

 釧路市立景雲中時代に全道中学駅伝大会で優勝。全国大会も経験した。中3の10月、記録会で札幌山の手の選手と走った。「こんな強いチームで走りたい」と進学を決めた。

 昨年はアンカーを務め、1位で受けたたすきをかけてゴールテープを切った。しかし、全国の壁は厚かった。6区を走ったが、後半にペースアップする他の選手についていけず、次第に離されてしまった。「もっと前に出なくては」と痛感し、練習でも積極的な走りを意識した。

 今年任された1区はこれまでの距離の2倍。チームの勢いを左右する重要な役割だが、「重圧より、楽しみな気持ちが強かった」と振り返った。

 主将になったのは大会の1週間前。「全体のことを考え、責任を持って走るように心がけている」と語る。「都大路でも1区を走り、チームを10位以内に導きたい」と瞳を輝かせた。【澤俊太郎】

先輩の声援に涙腺緩む 旭川龍谷(1年)伊藤穂乃佳選手

旭川龍谷・伊藤穂乃佳選手

 ゴールしたときは「ナンバーワン」を示すポーズをする。レース前から、心に決めていた。「最初から優勝以外は考えてない。このメンバーならライバルの札幌日大にも勝てると信じていた」と笑顔で言い切った。

 阿部文仁監督の誘いで入学。チームは昨年の大会で札幌日大に4連覇を阻まれ、悔しさを糧に練習に励んでいた。自室の壁に「札幌日大優勝」の新聞記事を張った先輩もいた。「1年生だけど、その気持ちを理解して絶対優勝しようと思った」

 坂が多い故郷・新得町で走っているうちに、いつしか坂道の走りが得意に。それを見込まれ、高低差70メートルの最終5区を任された。「のびのびと落ち着き、上り坂が始まったら全力で行こう」と冷静に考え、先輩たちから受け継いだリードをさらに広げた。

 ゴール前では先輩たちから「ほのか、ほのか」という声援に、思わず涙腺が緩んだという。

 初めての都大路は、テレビで見ていつかは出たいと思っていたあこがれの場所。「先輩たちとタスキをつなぎ、一つでも順位を上げたい」。赤くなった目で決意を述べた。【山田泰雄】


 ◆過去10年の優勝校と記録

男子

【距離=42.195キロ】

2007年 札幌山の手 2時間11分10秒(45)

  08年 札幌山の手 2時間12分 6秒(29)

  09年 室蘭大谷  2時間10分40秒(41)

  10年 室蘭大谷  2時間11分24秒(47)

  11年 札幌山の手 2時間10分18秒(29)

  12年 大谷室蘭  2時間 9分24秒(25)

  13年 札幌山の手 2時間 8分13秒(20)

  14年 札幌山の手 2時間 9分13秒(18)

  15年 札幌山の手 2時間10分14秒(30)

  16年 札幌山の手 2時間 8分14秒

女子

【距離=21.0975キロ】

2007年 室蘭大谷 1時間13分37秒(44)

  08年 札幌静修 1時間14分43秒(50)

  09年 札幌静修 1時間14分37秒(35)

  10年 札幌静修 1時間12分18秒(31)

  11年 札幌静修 1時間11分44秒(32)

  12年 旭川龍谷 1時間12分57秒(27)

  13年 旭川龍谷 1時間12分42秒(31)

  14年 旭川龍谷 1時間10分59秒(19)

  15年 札幌日大 1時間11分42秒(31)

  16年 旭川龍谷 1時間12分40秒

 ※カッコ内数字は全国大会の順位

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