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世界経済・見て歩き

ロンドン、ダービー、ボストン EU離脱の英国 懸念よそに経済好調 くすぶる移民問題

 6月23日に実施された国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国。懸念された経済の悪化は表面化しておらず、街は観光客らでにぎわっている。だが、国民は「その日」に向けて、静かに身構えているようにも見える。投票から3カ月が過ぎた9月下旬、英国各地を歩いて声を聞いた。

 ロンドン中心部に近いベーカー街。観光スポット「シャーロック・ホームズ博物館」のみやげ売り場は、観光客でごったがえしていた。ギリシャから来た大学教師のゾーン・バシアコスさん(60)は「英国のEU離脱には反対だが、ポンド安は大助かりだ」と買い物袋片手に笑みを浮かべた。

 世界に衝撃を与えた国民投票から3カ月半。「企業が流出し、壊滅的な打撃を受ける」と警告された英国経済は、むしろ好調が続いている。9月の小売売上高は前年同月比1・3%増。好天が続いたことに加え、通貨ポンドが国民投票後に対ドルで15%も下がり、観光客が急増したことが主因だ。英調査会社キャピタルエコノミクスは「雇用は依然強く、人々の心理も持ち直している。年後半の景気後退は回避できるだろう」と予想する。

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