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アタラシゴト・社会を変える一歩

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ひとり親家庭支援学習塾 あっとすくーる理事長・渡剛さん

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奨学金贈呈式後のワークショップで、池田達拓さん(左端)の夢の実現プランについて講師たちと一緒に話し合う渡剛さん(左から3人目)=大阪府箕面市で、中本泰代撮影
奨学金贈呈式後のワークショップで、池田達拓さん(左端)の夢の実現プランについて講師たちと一緒に話し合う渡剛さん(左から3人目)=大阪府箕面市で、中本泰代撮影

「第2の家」で未来応援

 大阪府箕面市の小さなビルの3階に、ひとり親家庭の中高生を支援する学習塾「渡塾箕面校」はある。9月末の午後9時、玄関は塾生たちのスニーカーで埋まっていた。塾生2人に講師1人の個別指導。「オッケー、もう1回やり直すわ」。三角関数の問題に向かっていた高校2年の宮田大輝さん(17)は、中学2年から通う。授業がない日も顔を出し、部活の練習メニューを組んだり、講師たちとおしゃべりしたりして過ごす。母と2人暮らし。家計を考えると、進路選択も遠慮が先に立つ。でも、同じような境遇で育った若い講師たちと話すうち、行きたい大学ややりたい学問が見えてきた。「ここは2番目の家みたいな感じ」

 渡塾では、ひとり親家庭の塾生の授業料は通常の半額。運営するNPO法人あっとすくーるが目指すのは、学習支援のその先だ。渡剛理事長(27)は「子どもたちが安心できる場でありたい」と話す。「そして、家庭環境に左右されず、人生を切り開く力を身に着けられる場に」

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