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クローズアップ2016

有識者会議、初会合(その1) 退位特別法、地ならし

 17日に始まった「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は国民的な合意形成を目指して慎重に議論を進める構えだ。実際には政府が想定する一代限りの特別立法に向けた環境整備を担う側面もありそうだ。【野口武則、田辺佑介】

女性・女系、踏み込まず

 17日の有識者会議では委員から「さまざまな方策の長所も短所も虚心に検討することが必要だ」という意見が出た。天皇は政治的権能を有しないとする憲法との整合性から、政府は退位の意向がにじんだ8月の天皇陛下のおことばとは関係なく、摂政などの他の選択肢も含めながら「ニュートラル」(官邸関係者)に議論を進めたい考えだ。ただし、実際には「退位を認めないという選択肢はない」(有識者会議メンバー)。議論の中心は、恒久的な制度変更となる皇室典範改正で対応するか、一代限りの特別立法かになりそうだ。

 昭和天皇の晩年も国会で退位問題が議論になったが、政府は否定的な見解を示してきた。(1)歴史上、退位…

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