新潟知事選

争点は原発 「自主投票」の民進、連合と溝

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自主投票を決めた知事選で米山氏の支持を表明した民進党県連の黒岩宇洋代表(右から2人目)=新潟県新発田市で2016年10月11日、柳沢亮撮影
自主投票を決めた知事選で米山氏の支持を表明した民進党県連の黒岩宇洋代表(右から2人目)=新潟県新発田市で2016年10月11日、柳沢亮撮影

 「『原発ワンイシュー(単一争点)』となり、それが投票行動にも表れていた」

 激戦から一夜明けた17日朝、新潟県知事選で初当選を果たした米山隆一氏(49)は新潟県魚沼市の実家前で、淡々とした表情で振り返った。

 米山氏の陣営の戦略は明確だった。東京電力福島第1原発事故による避難者も多く、柏崎刈羽原発再稼働への不安が根強くある県民感情を意識し、出馬表明の段階から、再稼働に慎重姿勢を示していた泉田裕彦知事の路線継承を明言。原発問題を前面に掲げることで争点を絞り、保守層や無党派層の取り込みを図った。

 実際、共同通信社が16日に実施した出口調査によると、柏崎刈羽原発再稼働に反対する有権者は64%に上り、その多くが米山氏に投票。無党派層の69%も米山氏を支持し、自民支持層の24%が流れたことも大きく得票を押し上げた。

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