長崎を舞台にした作品を数多く残した作家・遠藤周作(1923〜96年)の没後20年と代表作「沈黙」の刊行50年を記念した企画展「刊行から50年−遠藤周作『沈黙』と長崎」が長崎市東出津町の市遠藤周作文学館で開かれている。「沈黙」の手書きの草稿などを展示。来年には「沈黙」を原作に米国人監督が映画化した作品が公開される予定で、同館には海外からもファンが訪れている。
企画展では、手書きの草稿の他、作品の舞台となった同市外海地区を遠藤が訪れた時の写真や研究者が遠藤に送った書簡などを展示。作中のシーンを紹介したパネルに、舞台「トモギ村」のモデルとなった外海地区の黒崎村(当時)で撮影した写真を添え、物語を追体験できるようにもしている。
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