- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
「中東がめちゃくちゃになったのは、かなりの部分で、国務長官だったあなたのせいだ」(共和党のドナルド・トランプ候補)
「あなたは『秘密の計画』があると言うが、何も具体策がない点こそが秘密なのだろう」(民主党のヒラリー・クリントン候補)
テレビ討論会で両候補は、過激派組織「イスラム国」(IS)対策や内戦下のシリア情勢への対応など中東政策で激論を交わす。だが、いずれの発言からも中東安定化への青写真は見えてこない。
クリントン氏が柱に据えているのは、IS幹部を標的にした空爆の強化やシリア反体制派への支援継続などだ。主にオバマ大統領の政策の継続であり、新味には欠ける。
この記事は有料記事です。
残り304文字(全文587文字)