食中毒

毒キノコは都心の公園にも 「食用」でも油断禁物

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
かつて「食用」とされてきたスギヒラタケ。現在は各関係機関が、食べないように呼びかけている=江口一撮影
かつて「食用」とされてきたスギヒラタケ。現在は各関係機関が、食べないように呼びかけている=江口一撮影

 秋を迎え、キノコによる食中毒が各地で相次いでいる。厚生労働省は、食用のキノコと確実に判断できないものは「採らない、食べない、売らない、人にあげない」の「4ない」を徹底するよう呼びかけているが、事故は後を絶たない。山中だけでなく、都心の公園でも毒キノコを採取した事案が起きている。さらに、これまで食用とされていたものに毒があることがわかり、食べることが禁じられたものもある。「採取歴が長い」とか「図鑑で調べた」から大丈夫などの安易な自己判断や過信は禁物だ。【江刺弘子】

 厚労省の統計では、毒キノコによる食中毒は2006(平成18)年から15(平成27)年に494件あり、患者1476人のうち5人が死亡した。このうち約9割が9〜10月に起きている。今秋も、北海道で70代の男性が「食べられるキノコと思った」と毒キノコを食べ入院した。鳥取では高齢の男女が毒キノコをシメジと間違えて採取。また神戸市では、公園に生えていたキノコを食べた40代男性が嘔吐(おうと)や下痢の症状を…

この記事は有料記事です。

残り1762文字(全文2196文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集