過去4度、全日本実業団対抗女子駅伝を制した古豪・京セラ(鹿児島)が23日、福岡県宗像市と福津市で開かれる同駅伝予選会(プリンセス駅伝、毎日新聞社など共催)で3年ぶりに駅伝に戻ってくる。率いるのは全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で5度の区間賞を獲得し、北京五輪マラソン代表の佐藤敦之監督(38)。就任3年目で初の駅伝に挑む佐藤監督は「一歩踏み出すことが大事。全国の切符を取りたい」と復活に意欲を燃やす。大会には28チームが出場し、上位14チームが全国への切符を得る。【佐野優】
佐藤監督は2013年12月の福岡国際マラソンで現役引退。監督が病死したチームからの要請を受け、所属していた中国電力を退社して14年4月、監督に就任した。チームは00年に鹿児島から京都に拠点を移していたが、「もう一度、充実した環境で練習を」との会社の意向で14年5月に鹿児島に戻った。だが、部員は7人から2人に減る厳しいスタートになった。
この記事は有料記事です。
残り511文字(全文922文字)
毎時01分更新
20日に就任する米国のバイデン新大統領の下、日米・米中関係…
◇宇佐見(うさみ)りんさん(21) 「胸いっぱいです」。率…
2021年は主な国際機関のトップを選ぶ五つの選挙が予定され…